【緊急募金のお願い】2022年3月9日修正版

樺太残留日本人のウクライナ脱出をご支援ください!

樺太残留日本人の「降籏英捷(ふりはたひでかつ)」さん(78)が、今、キエフ近郊ジトーミルから戦火を逃れてワルシャワに向かって脱出しようとしています。
樺太残留後、日本国籍を失った降籏さんは1954年に父母がソ連国籍を取得。その結果、子どもたちもソ連国籍になりました。1971年、仕事のために家族とともにウクライナに移住しましたが、ソ連崩壊後のウクライナ独立により、現在の国籍はウクライナとなっています。つまり英捷さんは「ウクライナ人」として日本への渡航申請しなくてはなりません。
しかし体調の問題などから2011年を最後に一時帰国をしてなかった英捷さんの国外パスポートの有効期限は切れていたのです。日本への渡航に必要なビザを申請するにはウクライナパスポートを更新する必要がありましたが、それは非常に困難な状況でした。
そこで日本サハリン協会では、英捷さんが樺太残留邦人であり、日本に戸籍も存在することを在ポーランド日本国大使館に伝え、査証発給に対する特段の配慮をお願いしておりました。その結果、当初求められていたワルシャワのウクライナ大使館でのパスポート更新手続きが事実上不可能となったことなどから、昨日3月8日、外務省ならびに日本大使館より、パスポートに代わる「渡航証明書」の発給が決定したとの連絡が入りました。
この措置により英捷さんはワルシャワに到着し、日本大使館に行くことが出来さえすれば、日本への渡航が可能になったというわけです。

8日の現地からの連絡によれば、5日にジトーミルを発った英捷さんはようやく国境付近までは到着したものの、多くのウクライナ人が国境を越えようと押し寄せているため前に進めない状況で、いつ国境を越えられるかわからないとのことでした。
高齢で心臓病の彼を支えるために、孫娘(17歳)、孫の妻(27歳)とその娘(2歳)の3人も共に行動しています。
ワルシャワまでは孫の妻INNAさんの父親が車で送ってくれています。しかし彼は、4人を無事に送り届けたあと、再び戦火のウクライナに戻ります。孫息子は祖国を守るため、妻子と別れてジトーミルで闘っています。
INNAさんの父親の勇気あるサポートのあとは、英捷さんの祖国である日本の私たちが支援を引き継がなければ、と考え、NPO法人日本サハリン協会ではとりあえず緊急の募金活動を開始しました。
募金の呼びかけ開始直後から多くの方の支援が届いています。ご協力ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

【募金受付】

ゆうちょ銀行 振込口座 
【口座記号」00160-5 【口座番号】387409 「NPO法人日本サハリン協会」

または

三菱UFJ銀行 
代々木上原支店 普通 0078882 「特定非営利活動法人日本サハリン協会」

北海道に永住帰国している英捷さんの4人の兄妹は、英捷さんの身を案じて、連日、眠れぬ夜を過ごしています。
皆さまのご協力、よろしくお願いいたします。

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